札内川ダム

基本情報

札内川ダムは平成9年に完成し運用開始された重力式コンクリートダム構造の多目的ダム(流水機能の維持管理、洪水調節、水道水の安定供給、発電用水と灌漑用水の確保)で、硬い地盤の上につくられています。

「人にやさしいダム」を基本に、長い時間をかけて自然に戻すことを心がけ、周辺の緑地整備が進められてきました。
近隣の市町村に札内川のおいしい水を供給するのはもちろん、深い緑に囲まれたダム周辺、日高山脈を源として流れる清らかな水を湛え十勝リュウタン湖は、美しい自然環境に恵まれています。

水辺の観光レジャーゾーンとしての可能性も高く、水と緑のパノラマは村民はもとより、観光客にも人気のスポットです。ダム堤体内部は見学もでき(要予約、5~10月のみ※詳細は札内川ダム事務所へ)、ダムの迫力を間近で体感することができます。ダムギャラリーでは札内川ダムの概要を説明する写真やパネルが展示されています。

ダム堤頂から周りの山を観察してみると、ダム周辺の地形が急峻な札内川の浸食によってつくられたV字谷であることがわかります。ダム下、下流の方に目をやると、冬や春には、氷期の遺存種であるケショウヤナギの群衆を確認でき、夏にはたくさんのイワツバメが飛び交う姿も見られ、見どころ満載の札内川ダムです。

ヒグマが生息しているエリアですので、ヒグマには十分お気を付けください。

住所 中札内村南札内735-2
TEL 0155-69-4666(札内川ダム事務所)
開園時期 通年
おすすめシーズン 6~9月
営業時間