中札内村について
村の概要
「なかさつない」は十勝の中心都市帯広市からおよそ28キロ、帯広空港から車で10分くらいの位置にあり、日高山脈のすそのに広がる農村地帯です。清流札内川が村を縦断し、平野部は耕地防風林で囲まれ十勝の自然を象徴しています。
中札内村の入植者の定住は、明治38年にさかのぼります。道もない原野、カシワやミズナラが空を覆うような大地で、厳しい自然と闘いながら開拓が進められました。明治45年には帯広まで道路が開通、昭和4年には住民念願の鉄道も開通しています。昭和22年に大正村から分村して、中札内村が誕生しました。開村当時人口は4,400人(昭和22年国勢調査)で、約740戸でした。村名の語源は、アイヌ語で「乾いた川」を意味するサチナイと、札内川の中流に位置するという意味からなっています。
⇨ アクセス
位置・地勢
中札内は、東経143度8分、北緯43度41分十勝平野の南西部に位置し、海抜190.05メートル面積292.58平方kmの村です。
十勝の中心都市帯広からおよそ28kmの地点にあります。中札内村は帯広空港にも近く、村の西部は日高山脈襟裳国定公園になっているなど自然環境、生活環境に恵まれています。
気象
夏季は20度~30度、冬季はマイナス10~15度前後と寒暖の差が激しいのが特色です。近年の夏季は本州並みに湿気が高く、日中は30度を超える日も少なくありません。北海道中でもドライゾーンであるため、特に冬には降雨、降雪量が少なく、「十勝晴れ」といわれるカラリと晴れた日が続きます。
服装
1〜3月
防寒対策は必須!
冬場は日中でも氷点下の時があるので、防寒グッズは欠かせません。
(帽子・手袋・ネックウォーマー・ダウンジャケット・厚手のコート・セーター・ブーツ)
4・5月
昼間は暖かくても夜は寒い!
気温は上昇しますが、夜は肌寒くなります。1枚羽織るものがあれば安心。
(薄手のコート、ジャケット、パーカー、長袖のTシャツなど)
6月
お出かけ前に要チェック!
6月は真夏日の日もあれば、肌寒い日もあります。観光する前に気温を確認しましょう。
(長袖のTシャツなど、気温に合わせて)
7・8月
薄手の服でお出かけOK!
いよいよ中札内村にも夏が到来します。なんと暑い日は35℃に?!日焼け対策もしっかり行い出かけましょう。
(半袖のTシャツ)
9・10月
夜が肌寒くなる季節に!
一気に気温が下がり始めます。調節できるように、一枚羽織るものがあるとベスト。
(パーカー、長袖のTシャツ)
11月〜12月
冬到来。気温が急降下!
中札内村に冬がやってきます。気温が急に下がり、防寒着・グッズが必要になります。
(帽子・手袋・ネックウォーマー・ダウンジャケット・厚手のコート・セーター・ブーツ)
シンボルマーク「ピータン」
平成3年3月、地域の活性化とイメージアップを図るため、シンボルマークやキャッチフレーズなどを募集し、審査委員会で決定し「ピータン」が誕生しました。
中札内特産のたまご(顔)・豆(目)・いも(靴)を組み合わせたひよこで、手に村の花のスズランを持ち、シルクハットをかぶっています。基本型のマークをベースに、「登山」・「農作業」・「柔道」・「まつり」など村の特色を表す4枚の図柄も製作しました。ピヨピヨひよこの「ピー」と、中札内村の景勝地ピョウタンの滝の「タン」を組み合わせて、「ピータン」という愛称です。
中札内村オリジナルグッズ
村のキャラクター「ピータン」のノートやキーホルダーなど様々なオリジナルグッズを展開しています。旅の思い出にぜひお買い求めください。