ピョウタンの滝
基本情報
札内川の清流を集めて10メートルの落差で豪快に流れ落ちる「ピョウタンの滝」は、札内川園地の入口、札内川にかかる虹大橋の前に広がり、雄大な自然を求める観光客に人気のスポットです。
このピョウタンの滝、自然にできたものではありません。ピョウタンの滝がうまれた背景にはこんなエピソードが。昭和20年代になっても中札内、更別の一部の農村地区に電気が供給されていませんでした。農家たちは協力してお金を出しあい、昭和29年に小水力発電所「農協ダム」が完成しました。農村地区にも念願の電気の灯がやってきたのです。しかし翌年昭和30年7月、豪雨による札内川の氾濫でダムは一夜にして土砂で埋没するという悲劇が。ダムはなくなりましたがなんと滝となり「ピョウタンの滝」と名づけられたのです。滝をよく観察すると今でもダムのなごりが残っているのがわかります。
園内には滝の水しぶきや豊富な自然林から発生されるマイナスイオンがあふれています。
住所 | 中札内村南札内713 |
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TEL | 0155-69-4378 |
備考 |